【何が違うの?】サータのベッド比較!オススメのモデルは?
サータのラインナップの中には、ホテル向けと、家具店(ホームセンター等)向けがあります。
ここでは、その中で、前者の、本物の一流ホテル向けの「サータ」のラインナップについてご紹介します。(個人でも1台から購入可能です)
※家具店やホームセンターで売られているモデルは、たとえ「ホテル仕様」と書いてあっても、実際にホテル市場に流れているモデルとは異なりますのでご注意下さいね。
サータのホテル向けシリーズと一口に言っても
▶ポケット標準タイプ
▶ポケットハードタイプ
▶パーフェクトスイート
と、種類があるんです。今回はその辺の違いを解説していきたいと思います。
国内向けのサータのベッドは、すべてサータの日本工場(広島にあります)で作られています!
(筆者も実はもともとサータ工場の出身!)
じゃあ、一体何が違って幾つものラインナップに分かれているんでしょうか?
ということで今回はサータのホテルシリーズでどんな違いがあるのかをお話ししていきたいと思います。
まずはサータのホテル市場向けラインナップごとの違いとオススメパターンを紹介したいと思います。
違いはコイル配列とピローソフト!
大きな違いとしては、コイルの配列とピロートップ(ピローソフト)の違いがモデルの違いとなっています。
最初にモデルをざっと紹介して、後半ではおすすめシーンの説明をします。
■基本仕様おさらい
世間では、一般的にベッドの法定耐用年数は基本的に8年となっています。
(※法定耐用年数とは、設備など減価償却資産の法定上の使用可能な見積期間のことをいいます。 個々の設備はその耐用年数を正確に見積もることが困難なため、税法では各種の減価償却資産を分類して耐用年数が定めており、その耐用年数に従って減価償却しなければいけません。)
ただ、実際には、ホテルのベッドは、一般のホテル客室では、客室稼働率にもよりますが、大体10年程度は使われており、中にはそれ以上使われているホテルさんも結構多くあります。
耐久性については、サータのどのモデルも大体同じです。
ただ、マットレスを定期的にローテーションするかしないかでかなり変わってきます。(→ マットレスのローテーション)
それではまずは基本のモデルから紹介します。
ポケット標準タイプ
楽天市場
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内容
・ポケット標準タイプ、サータホテルマットレス+ボックススプリングボトム
・ボトム色 ; 選択可、固定脚・キャスターセット
1台当たり、頭側にキャスター x 2個、固定脚 x 4個がセットになっています。
ポケットハードタイプ
楽天市場
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内容
・ポケットハードタイプ、サータホテルマットレス+ボックススプリングボトム
・ボトム色 ; 選択可、固定脚・キャスターセット
1台当たり、頭側にキャスター x 2個、固定脚 x 4個がセットになっています。
さて、その違いは?
「ポケット標準タイプ」と「ポケットハードタイプ」では、マットレスの中のコイルの配列方法が異なっています。
ポケット標準タイプの方は基本的に並行配列となっており、ポケットハードタイプの方は交互配列となっています。
コイルを交互に並べていますので、それだけコイル数も多く密度が高い為、少し硬めになっています。
一般的に、実際のホテル様で多く採用になっているのは、どちらかというと「ポケット標準タイプ」の方で、一方、個人向けの場合は、「ポケットハードタイプ」の方が少し人気が高くなっています。
ただ、決してどちらがグレードが上というわけではなく、実際のホテルでは、各ホテルのコンセプトや担当者や支配人達の意向や予算等によっても状況が異なっており、たとえば最近の例でも、ニューオータニやリーガロイヤルホテルに「ポケット標準タイプ」が納入され、ヒルトンホテルに「ポケットハードタイプ」が納入されたり・・と、同じ程度のグレードのホテル様でも異なるタイプが納入されていますので、特にホテルのグレー ドには関係なくベッドの仕様は選ばれています。
「ポケットハードタイプ」の方が若干値段が高くなっていますので、ホテルの場合は、一台の価格差が x 客室数ですので、合計での価格差がかなり大きくなるため、予算的にも「ポケット標準タイプ」に決まるケースがどちらかというと多くなっていますが、個人向けの場合は、好みにもよりますが、特に腰の悪いかたを中心に「ポケットハードタイプ」の方が多く出ている状況です。
ピロートップ
マットレスのオプション仕様「ピローソフト仕様」(「両面仕様(2トップ)」「片面仕様(1トップ)」より選択可)
楽天市場
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内容
・「ポケット標準タイプ」と「ポケットハードタイプ」のマットレスの表面にソフト感を醸し出すオプション仕様。
(あくまでオプション部分なので、ベッドマットレス本体を購入する際に同時に頼むもので、単独での注文は出来ません。あとから付け足すことは出来ませんので注意が必要です。)
ちなみに、「ピローソフト仕様」がマットレス表面のソフト感・ボリューム感をアップさせるスイートルーム仕様であるのに対して、「ベッドパッド」は、寝ている間の汗等の水分を吸収する役割を果たすアイテムですので、「ベッドパッド」は、どの様なマットレスの場合も、上に敷かれることをおすすめします。
ベッドパッドが無いとマットレスの老朽化が早まってしまいます。マットレスが「ピローソフト仕様」の場合も、「ピローソフト仕様」の上から「ベッドパッド」を敷いて、その上からシーツ等でマットレス全体をくるんでベッドメイクするというのが実際のホテルでも一般的になっています。
次に一番グレードの高いモデルです。
パーフェクトスイート
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内容
・サータ最高級ホテルベッドマットレス+ボックススプリングボトム
・ボトム色 ; 選択可、固定脚・キャスターセット
※立体ピロートップは「2トップ」か「1トップ」より選択可
1台当たり、頭側にキャスター x 2個、固定脚 x 4個がセットになっています。
表面にふわっとした感覚があり柔らかく、かといって決して沈み込む様な柔らかさではなく、表面は大変ソフトで、且つ、中はしっかりとコイルが身体を支えてくるという、柔らかさとしっかり感を兼ね備えたパーフェクトな寝心地と言われている構造ですので大変おすすめです。
ちなみに、この「パーフェクトスイート」と、上記の「ポケット標準タイプ」「ポケットハードタイプ」のマットレスに「ピローソフト仕様」を付けた場合の違いですが、一番大きな違いは表面のピローソフトの厚みで、寝た瞬間の最初のソフト感が異なります。
実際のホテルへの納入事例でいうと、多くが上記の「ポケット標準タイプ」「ポケットハードタイプ」が納入されており、「パーフェクトスイート」の方は、単価も少し高くなります為、一部のスイートルームクラスのお部屋に限られております。
しかしながら、個人客の場合、ベッドは末永く使うものですので、なるべくグレードの高い方を選ぶ人も多く、「パーフェクトスイート」にされる人も大変多いです。
大手ホテルの一般客室の寝心地は「ポケット標準タイプ」か「ポケットハードタイプ」、スイートルームクラスの寝心地をお探しでしたら「パーフェクトスイート」がオススメということになります。
サータを選ぶ理由は・・
サータをお勧めする理由。売れている理由は一つですね。
寝心地・耐久性はやはり他のどのベッドと比べても優れています。
ベッドの本場、米国のホテル業界では昔からシェア第一位を誇ります。
「サータ」の他、「シモンズ」や「シーリー」も同じ外資系のベッドブランドです。
ちなみに、「サータ」・「シモンズ」・「シーリー」の三つが米国では三大ベッドブランドといわれています。
全て頭文字が「S」で始まるので「3S」とも呼ばれています。
その中でも、ホテルの業界で昔から最もシェアが高く、数多く採用されているのが「サータ」のホテルベッドです。
サータ社は、米シカゴ郊外に本部を置き、今話題のトランプタワーや、ラスベガスの有名ホテル群やハワイのハレクラニ、ロサンゼルスのビバリーウィルシャー、ニューヨークのウォルドルフアストリア・・・等など、米国の有名ホテルは大部分に納入されています。
周辺寝具の「デュベ」や「ベッドスロー(ライナー)」などと合わせて揃えれば、自宅がホテルの部屋に早変わりします。
シーン別事例
サータまとめ
最後にサータがどんなベッドかを簡単に振り返ってみます。
■耐久性は十分、寝心地も向上
寝心地はもとより十分。さらに耐久性や通気性、ホテルならではの静音性も優れています。
■家族みんなで眠りたいベッド!
家族全員がひとつのベッドに寝られるという点では「ジョイント仕様」にしたサータのホテルベッドがオススメです。
ホテルのジョイント仕様について
■高級ベッドの代名詞
”サータといえば高品質”という認識を持つ人がどんどん増えています。いわばブランド品のような響きの良さがありますね。買い物の満足感はやっぱり高いと思います。
■周辺寝具でホテルの部屋に!
ベッドだけでなく、ピロートップやシーツ、ベッドパッド、デュベやベッドスローなど幅広いコーディネートができます。
最後に
サータのホテルベッドが持つ「ソフト感」と「しっかり感」のバランスは絶妙です。
大手ホテルで採用されている理由が長く使えば使うほどわかります。
サータのホテル仕様のベッドでベッドのイメージが変わります。
一流の「米国ブランド」で安心の「日本製」というベッドの寝心地をぜひ味わってみてください。
法人向け・業務用のベッドをご家庭向けに買われたことがない方もたくさんいらっしゃると思います。
購入検討中の方の参考になれば幸いです。
ベッドは長年お使い頂くもの。お値段もそれなりにしますので、慎重にお選び下さい。当サイトでは今後もホテル業界の情報をご紹介してゆきたいと思っています。ではまた。
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■□■「一流ホテルのベッド」■□■
ホームページ ; http://www.hotel-bed.net
Yahoo!ストア店 ; http://shopping.geocities.jp/hotelbed//
楽天店(「ホテルのインテリアをご家庭に」) ; https://www.rakuten.ne.jp/gold/hotel-room/
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