■庭のホテル東京(都内)では、文春文庫とコラボした「秋の夜長の読書プラン」を実施している。
文春文庫の中から厳選された5冊の内、お好きな1冊をプレゼントするというプラン。対象となる5冊は「徳川がつくった先進国日本」(磯田道史著)・「湯を沸かすほどの熱い愛」(中野量太著)・「女のいない男たち」(村上春樹著)・「アジフライを有楽町で」(平松洋子著)・「さよなら神様」(麻耶雄嵩著)で、ホテルのスタッフと文春文庫の担当者が選んだという。読書の秋に因んだ宿泊プランで、11月30日まで。
■米・ハワイの有名ホテル「カハラ」と「ハレクラニ」の両ブランドのホテルが日本に上陸する。
リゾートトラストは、保有する「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の知名度を生かし、今後、日本を含むアジアで展開していくと発表、まずは、横浜市のみなとみらい21地区で、地上14階建て全146室の「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」を計画。料金は最も狭い約50平方mの部屋で10万円からを予定する。併設する会員制リゾートホテルも含め、458億円を投じる。2020年夏に開業させ、近隣で開かれる国際会議の参加者らを取り込む計画。さらに今後10年で、横浜とは別に5施設をアジアを中心に展開していく方針。同社は2014年にハワイの「カハラ」を300億円余りで買収していた。
一方、「ハレクラニ」は、2019年夏、沖縄県恩納村に三井不動産が「ハレクラニ沖縄」を開業する。同社は1981年にハレクラニを取得。沖縄での開業は子会社であるハレクラニ・コーポレーションと展開する。ハワイに「ハレクラニ」が開業して100周年となる節目の年に、ハワイに次いで2軒目となるハレクラニブランドホテルの日本進出が決定したという。現在推進中の「(仮称)沖縄伊武部ビーチホテルプロジェクト」として進めるもので、開業場所は、恩納村で全長約1.7kmにわたる海岸線に面する位置。客室は360室で全室がオーシャンビューとなる。
■ホテルオークラ東京ベイ(千葉県浦安市)は、コンセプトを「Bayside Celebration(祝祭)」とした総数約100,000球のウィンターイルミネーションを11月1日より点灯する。
玄関前芝生の高さ約5.4m直径約8mの「光の噴水」をイメージした壮大なオブジェには、波の水しぶきをイメージした華やかなボール型のLEDライトが追加され、来年7月8日に迎える開業30周年に向けた高揚感を盛り上げる。
■米子全日空ホテル(鳥取県米子市)は、「ANAクラウンプラザホテル米子」としてリブランドオープン、伯耆国「大山開山1300年祭」とコラボした、オープン記念のプランを期間限定で販売している。
同ホテルは、国内で19軒目のANAクラウンプラザホテルとなる。オープンに合わせ、客室のほか、レセプション、料飲施設「アトリウムラウンジ」「カフェ・イン・ザ・パーク」、中宴会場「琥珀鳥の間」の改装を実施したほか、宿泊者専用フィットネスルームを新設。クラウンプラザのグローバルスタンダードにもとづき、寝具・アメニティ等を刷新したほか、朝食ブッフェメニューを拡充、ルームサービスの提供も開始した。また、ANAクラウンプラザホテルが日本向けに独自に開発した人気の快眠プログラム「スリープ・アドバンテージ」も提供する。
■カンデオホテルズ東京六本木(都内港区)1Fに、アメリカのステーキハウス「エンパイアステーキハウス」の日本初上陸店となる「エンパイアステーキハウスロッポンギ」がオープンした。
「エンパイアステーキハウス」は2010年に米ニューヨークで創業し、マンハッタンで2店舗を展開。2011年から6年連続で同国のレストランガイド「ザガット・サーベイ」に掲載されてきた。国外初進出店となる同店は、90坪以上の面積を誇る大型店舗として開業。1920年代のニューヨークの世界をイメージしたラグジュアリーな空間の内装、バーカウンターに、個室のプライベートルーム・パーティールームを用意する。
■勝浦ホテル三日月(千葉県勝浦市)がベトナムに進出する。
2019年にベトナム中部にあるリゾート地のダナンに屋内プールを備えた複合レジャー施設を開業。2020年にはリゾートホテルも営業を始める計画。海に面した13haの敷地にプールや温浴施設に加え、20階のホテル棟を建設する。延べ床面積は３万8000平方mで280ある客室のすべてをオーシャンビューの部屋にする。露天風呂や和食のレストランも備え、日本文化を発信する。宿泊料金は1部屋あたり2万円前後に設定する見込み。総事業費は120億円。ベトナムは年6%程度の高い経済成長が続いており、レジャー需要が膨らむと判断。ダナンは同国有数のリゾート地だが「レジャー施設を併設した高級ホテルは少ない」という。ホテルは年間20万人、複合レジャー施設の日帰り利用は同50万人を見込む。
■大阪マリオット都ホテル(大阪市阿倍野区)では11月1日、クリスマスケーキ3種の予約受け付けを始める。
ル・レクチェ(洋梨)を中央に配した「Le Lectier(ル・レクチェ)」(30個限定)、生クリームとイチゴをサンドした「Ange(アンジュ)」(30個限定)、シシリー産ピスタチオのムースリーヌと赤果実をコンポートした「Couronne de Noel(クロンヌ ドゥ ノエル)」(限定20個)。19階M-Boutiqueでは、アドベント(クリスマス前の4週間)の間に少しずつ食べるドイツの伝統的なお菓子「Stollen(シュトレン)」も販売する。
■センチュリオンホテル&スパ倉敷(岡山県倉敷市)がオープンした。
地上9階、地下1階建てで、総面積は約3,500平方m。部屋数はシングル24室、ダブル22室、ツイン51室の計87室を備える。ツインのうち6室はスイートで、テラス付きの部屋も。全室に空気清浄機付き加湿器、洗浄機付きトイレ、50インチの液晶テレビなどを備える。地下1階の大浴場は、サウナ、マッサージチェアなどを備えており、宿泊客以外も利用できる。
■ソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区)は、開業後初となる客室の全面リニューアルやホテル名称の変更を実施する。
同ホテルは平成元年5月に開業。今回、リニューアルを機にホテルの名称を「ソラリア西鉄ホテル福岡」に変更し、「福岡」に所在することを明確に表現、グループ旗艦店として基盤を固め、選ばれる「ソラリア」ブランドを目指すという。
今回のリニューアルでは、女性グループや家族連れ、海外からの旅行客など複数名での利用ニーズに対応するため、新たにトリプルルームを設置するほか、ダブル・ツインルームを拡充。また、客室内では、ロングベンチやクッションヘッドボードを設置するほか、洗面・トイレスペースとバスタブ・洗い場スペースを分離するなど、要望に応え、バスルームを拡大する。さらに、北側の客室から見える「ソラリアプラザ」の屋上を緑化し、客室内からの眺望も楽しめるようにするという。
■富裕層向け旅行関連メディア大手「コンデ・ナスト・トラベラー(Conde Nast Traveler)」が発表した「世界で最も魅力的な都市(Best Cities in the World)ランキング」で、米国以外の都市で1位が2年連続「東京」になった。
2位は昨年10位だった「ウィーン」が大躍進。昨年2位だった「京都」は3位となった。その他、トップ10には、4位バルセロナ、5位パリ、6位シドニー、7位マドリード、8位バンクーバー、9位ローマ、10位ミュンヘンとなった。このランキングは読者投票として1988年から毎年行われている。
■ホテルなでしこ(岐阜県養老郡)では、養老改元1300年祭に合わせ、コラボプランを販売している。
養老改元とは、西暦717年11月、元正天皇の「養老改元の詔」によって、それまで「霊亀」だった元号が「養老」に改められ、養老年間が始まったもので、この養老改元のきっかけとされているのが、元正天皇が行幸の際に立ち寄った養老の美泉とされる。
プランでは、養老天命反転地のチケットや、養老の滝で当日撮った写真、あるいは、養老鉄道で当日撮った写真を提示すると、併設の「ゆせんの里」の入館料が半額(+ソフトドリンク券)に、また、SNSへゆせんの里の写真をUPすると、全日招待券プレゼントや、LINEアカウントのタイムラインをシェアすると食事割引500円券プレゼントなどの特典がある。11月26日まで。
■GLANSIT AKIHABARA～COMFORT CAPSULE HOTEL(都内千代田区)がオープンした。
アミューズメント施設などを手掛けるバグースによるカプセルホテル1号店で、ホテルのブランド「GLANSIT」は、贅沢なキャンプ「グランピング」と、目的地に行く途中で立ち寄ること・中継することを意味する「トランジット」を掛け合わせた造語。1号店となる「GLANSIT AKIHABARA」では、多様な目的を持つゲストの都市活動の拠点として、また安らぎある癒しの空間として、新たなホテルの価値を提案するとしている。
■マリオットは、中国のアリババとジョイントベンチャーを設立、アリババグループのスマートスピーカー「Tmall Genie」をホテル客室に設置していく。
マリオットは、傘下にリッツカールトン、ウエスティン、シェラトン、マリオットなど5,500ホテル、客室数は110万室を誇る世界最大のホテルグループ企業。宿泊者向けにTmall Ginieを使って、照明操作、エアコン調整、テレビ操作、ルームサービス注文、天気情報確認、音楽再生など様々なホスピタリティサービスを提供する計画。既にアリババのAI Labsは、Tmall Geniesをチューニングすべく、ホテルでの日常使われる数百万の会話を分析して導入に向けて動いており、その設置台数の目標は10万台だという。
■台湾・桃園に、ゲーム専用のゲーミングホテルがオープンした。
パソコン、スマートフォンの大手メーカー「ASUS」がオープンさせたもので、アジア初をうたう対戦型ゲームがテーマのホテル「iホテル」。
客室数44室の同ホテルは、全客室にゲーム用パソコン、ゲーム用チェア「DX RACER」を完備している。フロントからロビーへ抜けると、そこには最新モニターとゲームPCがずらりと並ぶ。ちなみにPCのスペックは、CPUがCore i5-7400、ビデオカードは最新鋭のGeForce GTX 1080 Tiを搭載。キーボードはメカニカルスイッチで、マウスもゲーミング用。また、客室には各部屋に最新ゲーム機器が2台完備されていおり、2人で泊まって夜通しゲームという利用者も多いという。ベッド正面に置かれた液晶ディスプレイの解像度は4K。PCともつながっており、PCの内容を映し出して、ゲームの画面を友人とシェアしたり、ベッドに寝たままYouTubeの動画を楽しむことも可能。ホテルとしての設備も充実しており、朝食やドリンクバーは無料で利用できるという。
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