■シェラトン都ホテル大阪(大阪市天王寺区)では、ぶどうや栗など秋の味覚を味わうカクテルを販売している。 バー eu (ゆう)で、梨・ぶどう・栗を使用した「秋の味覚カクテル」を販売。「梨のフローズン」は、みずみずしい梨にリンゴの甘い香味をプラスした、あっさりとした味わいの フローズンカクテル。「ピオーネのティツィアーノ」は、濃厚な甘みと程よい酸味が絶妙なピオーネに上品な味わいのシャンパンを合わせた風味豊かなカクテル。「大人のモンブラン」は、栗のリキュールをベースにブランデーやミルクを合わせ、マロンホイップと栗をトッピングした。10月31日まで。
■EN HOTEL Hiroshima(広島市中区)と「EN HOTEL Hamamatsu」(静岡県浜松市)がプレオープンする。 両ホテルでは、洗練された快適なデザイナーズホテルの一面と、「安心・安全」の徹底を同時に実現。ユニークなデジタルコミュニケーション技術を随所に取り入れることで、安全性・快適性・デザイン性・デジタル先進性を実現する。チェックインでは、タブレットによりペーパーレス化、さらにカードキーすらいらない「スマホキー」導入の準備を進めているほか、ロビー&ラウンジをはじめ館内各所にアート性の高い「QRコード」を配置、必要な情報や地域の魅力を楽しんでもらうための情報を提供するという。さらに、独自の厳格な衛生管理基準を作成。対策を十分に行い、利用客に安心・安全そして快適な滞在環境を提供するとしている。
■GOOD NATURE HOTEL KYOTO(京都市下京区)では、ホテルでグランピング体験ができる宿泊プランを販売している。 中庭に面した客室「ガーデンビューテラス」にある、18平方mの広々としたテラスを使用。落ち着いた雰囲気でシンプルなデザインがおしゃれなアウトドアブランド「Snow Peak」のドーム型テントや、コロンとしたフォルムが可愛いLEDランタン、最近ホームユースでも注目されているローチェアなどを設置した。吹き抜けの中庭はグリーンウォールに囲まれており、緑豊かな非日常空間の中で楽しめる。密にならない環境で気軽に贅沢なキャンプを味わえる"グランピング"や、おうち時間を楽しく過ごす"ベランピング"がブームになる中、駅近の街中ホテルで手軽にアウトドア体験ができる遊び心ある宿泊プラン。10月31日まで。
■GOOD OLD HOTEL(青森県弘前市)がオープンした。 築50年近い「グランドパレス1号館」2階のスナック街跡をリノベーションした同施設。看板は当時の物を残してルームサインとし、そのまま部屋名として使っている。内装はスナックにあった物をなるべく残して宿泊部屋に改装した。全11部屋。「愛人」「ガーネット」「ターゲット」など9部屋はツインルームで、「ぴちぴち」は3人から利用できる最大6人部屋。「和風スナックおあしす」は6人利用の和室となる。全館Wi-Fiを備え、全部屋にユニットバスを設置。館内はコインランドリーのほか、カウンター席や小上がりのある待合室を備える。要望があれば今後は朝食などのサービス提供も考えているという。スタッフは常駐せず、利用客は予約後に届く暗証番号で入室する。1階には現在も飲食店などが入居している。ノスタルジックな「泊まれるスナック街」としてオープンした。
■松本本箱(長野県松本市)がプレオープンした。 松本本箱は、ホテルの再生とともに街に点在する空き家を改修するエリアリノベーションプロジェクト「松本十帖」の一環でオープン。創業335年の老舗旅館「小柳」を松本本箱と、バリアフリーに配慮したホテル「自遊人」にリニューアルする。箱根のブックホテル「箱根本箱」の姉妹館としてオープンする松本本箱は、「豊かな知との出会い」をテーマに本と過ごす時間を提案。客室数は24室で、全室に温泉露天風呂を備える。内装デザインは「記憶」をテーマに、鉄筋コンクリートの躯体や小柳の内装をあえて残したという。1階には「絵本 for all」をコンセプトに、絵本やヴィジュアルブックを1万冊以上集めた本屋を設置し、選書は日本出版販売のブランド「YOURS BOOK STORE」が担当。子ども向けと大人向けのゾーンに分かれており、宿泊せずに日帰りで利用することもできるという。
■SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE(山形県鶴岡市)は、リニューアルオープンした。 建築家、坂茂氏が設計を担当。周囲の景観に溶け込み、どこにいても田んぼの気配を感じられるデザインはそのままに、より滞在を楽しんでもらえる館内施設を増やした。リニューアル後の総客室は119室となった。複数の家族や友人など、4名~5名で利用できる客室も用意。廊下を挟んでつながった2つの客室が使えるコネクティングルーム、2つの寝室とリビングルームからなる、広々とした空間が特徴的なファミリールーム。どちらもプライベートな空間が確保されており、グループや家族での長期滞在にも最適な客室となった。今後は新たに「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」をコンセプトに掲げ、施設の充実だけでなく、農業体験をはじめとする様々な体験プログラムを準備し、お客が思い思いのスタイルで滞在を楽しめるホテルを目指す。
■Cozy Inn OTARU(北海道小樽市)がオープンした。 北海道初のコンテナタイプのホテルで、遮音性があるコンテナ式の利点を利用し、無駄を省いた全館リーズナブルな価格を提供する。ゲストに小樽ならではの食事を楽しんで頂くために、敢えてホテルでの食事の提供は行わず、食事等は周辺の飲食店を利用してもらう形で手宮地区を盛り上げたいという思いから、近隣の店舗と提携し、特典クーポンを用意。客室には同ホテルオリジナルの手宮エリアのマップも用意。北海道の旅の拠点として旅行需要の喚起を目指す。