■札幌パークホテル(札幌市中央区)は、2月1日より、ホテル内レストラン 「テラスレストラン ピアレ」で、コース料理のすべてにチョコレートを使用した「チョコレートづくしコース」を提供する。
「ピアレ」で人気が高かった季節のフルーツをすべてのメニューに使用する「づくしコース」で、2月限定でバレンタインに最適なチョコレートを使用した。オードブルからデザートまですべての料理に様々な種類、形状のチョコレートを巧みに使用した調理長による渾身のコース料理。チョコレート独特のコクとほのかな渋み、品の良い甘さを生かしたコースメニューは、赤ワインとの相性も抜群。2月28日まで。
■パレスホテル東京(都内千代田区)では2月1日から、絵の具のパレットをモチーフにしたチョコレートを販売する。
ダークチョコレートで作られたパレットの上に、絵の具に見立てたチョコレートを絞り出した。チューブの中にはナッツペーストが入っており、筆もすべて食べられる遊び心満載のショコラ。他にも、江戸千代紙や着物柄など日本の伝統美を取り入れた芸術的な「千代ちょこ」や、ナッツとドライフルーツをふんだんに使用した「タブレット・ド・ショコラ」など、ペストリーショップ「スイーツ&デリ」で販売する。また、ラウンジバー「プリヴェ」では、バレンタイン限定カクテルも登場する。3月18日まで。
■アンダーズ東京(都内港区)では2月1日より、1階「ペストリーショップ」で、セクシーなリップとリップスティックを模したチョコレートをセットにした、「チョコレートリップセット」を販売する。
その他、ストロベリーやアールグレイ、柚子など様々なフレーバーが楽しめるハート型の「チョコレートラブハート」、キラキラと輝くアラザンやミニサイズのハート型チョコレートをあしらった「バレンタインロリポップ」などがラインナップ。バレンタインシーズン限定で、2月14日まで。
■ホテルニューグランド(横浜市中区)では、ホテルのタワー棟6階から17階の客室をリニューアルする。
2月と5月よりそれぞれ2フロアずつ2か月半に渡るリニューアル工事を、また来年1月から2フロア、4月から3フロア、7月から3フロアの同工事を実施し、2019年内に全12フロアの工事が完了する予定。
山下公園前から横浜港を一望する景色を眺めながらホテルでのんびりと「横浜の時間」を楽しんでもらえるよう、窓に向かってチェアとテーブルを配し、重厚感と趣のあるエレガントなタワー客室の装飾には、和紙デザイナーの堀木エリ子氏に監修を依頼、丁寧に漉き上げた和紙による温かな照明を用いて、東洋と西洋が融合する「日本のクラシックホテル」ならではの上質な空間を演出する。
■KYUKARUIZAWA KIKYO, Curio Collection by Hilton(長野県北佐久郡)が今春オープンする。
東急不動産が昨年3月に取得した軽井沢町にある「旧軽井沢ホテル」を、ヒルトンとフランチャイズ契約を締結し、リニューアルオープンさせるもので、ヒルトンのコレクションブランド「Curio Collection by Hilton(キュリオ・コレクション by ヒルトン)」としては日本初進出となる。名称の「KIKYO」は、何度でも通いたくなり、いつでも帰ることのできる自宅のような場所にしたいという「帰郷」と、火山灰地でもともと草木が育ちにくい軽井沢で人々の心に潤いを与えてきた「桔梗」にちなんで命名されたという。
■ホテルモントレグループは、傘下ホテルの宿泊料金の価格設定に、AI(人工知能)を導入する。
活用するのは、宿泊施設向けのウェブサービスを提供するメトロエンジン社のレベニューマネジメントツール「メトロエンジン」。AIと機械学習で徹底的な分析を行ない、客室単価を算出する。AIと機械学習を取り入れたレベニューマネジメントツールによる宿泊施設の運用は、日本で初めてだという。
「メトロエンジン」は、宿泊客の「予約行動」に関わるビッグデータ(競合宿泊施設の客室単価、レビュー、部屋の写真、民泊の物件情報)を毎日収集し、リアルタイム・データに基づき、人工知能を用いた徹底的な分析や客室単価の算出を行う。更に、算出された客室単価が適正か否かを機械学習により繰り返し検証させることで、収益の最大化を目指す。
同ホテルグループは現在、国内19軒のホテルを運営しており、まずは関西の5軒で導入し、順次導入ホテルを増やしていく方針。
■PEANUTS HOTEL(神戸市)が2018年夏にオープンする。
「スヌーピー」をテーマにしたホテルで、「ピーナッツ」の原作者チャールズ M. シュルツがアトリエを構えたアメリカ・サンタローザの街や空気感が、神戸のレトロモダンな雰囲気と重なることから、建物もレトロな雰囲気で、客室は全18室。出迎えるのは、愛らしいピーナッツのキャラクターたち。ミッドセンチュリー調の家具や日本の洗練されたモダンをちりばめた、どこか懐かしく新しい、ちょっとしたユーモアを感じる空間となる。1Fには「PEANUTS Cafe」も併設し、食事やおみやげのグッズ購入も楽しめる。時代や世代を越えて、ピーナッツのルーツを感じることができ、さまざまなゲストとの繋がりやコミュニティが生まれ、「PEANUTS HOTEL」で過ごし出会った人々の心があたたかくなる、そんなカジュアルでフレンドリーなデザインホテルを目指す。
■ザ・リョカン トーキョー(神奈川県足柄下郡)が2月1日、オープンする。
ホテルシー(HOTEL SHE,)を手掛けるL&Gグローバルビジネスが手掛けるもので、既存旅館の運営を子会社の3ミリが引き継ぎ、大きな改装は施さず、新たに「CHILLな温泉旅館」というコンセプトのもと、全面リプロデュースを担当した。宿泊は1万2,000円からで、和室11室、ドミトリー14床を構える。
既存の天然温泉をはじめ、料理は湯河原産の食材を取り入れたおちょこ御膳などのこだわった新メニューを提供。館内には「Gensen Cafe」というカフェもあり、入浴とドリンクだけのセットプラン(2,000円)も用意した。
■中国・深セン市に、無印良品による「MUJIホテル」が開業した。
客室には無印良品の商品や独自デザインのアイテムが置かれ、リサイクル建材を生かした無印良品らしい内装が施されている。無印良品の大型店舗やレストランも併設。「無印の世界観」を体感してもらうことで、利用者の拡大を狙う。
ホテルのコンセプトは「アンチゴージャス、アンチチープ(豪華でも、安っぽくもなく)」。宿泊価格は1泊950元(約1万6千円)から。79室の客室は「よく眠れること」を重視した。間接照明を使い、壁には防臭効果の高い炭とワラを練り込んだ。タオル、シャンプーなどにも無印良品の製品が多く使われている。
中国では若者を中心にシンプルなデザインの人気が出ており、無印良品も好調で、店舗数は現在230まで増えた。
2カ所目のホテルは、春に北京で、3カ所目は2019年春に東京・銀座でオープンを予定する。今後、世界中で実現していきたいとしている。
■米人気ロックグループ「イーグルス」が1970年代の代表曲「ホテル・カリフォルニア」の商標権を巡り、メキシコのホテルと争っていた訴訟の和解が成立した。
ホテル側がイーグルスの主張を受け入れたとみられる。イーグルスは昨年、メキシコ西部のホテルが曲のモデルであるかのように館内で曲を流し、Ｔシャツなどを販売したとして米カリフォルニア州で訴えを起こしていた。ホテルは1950年代に「ホテル・カリフォルニア」として営業していたが、その後名称を変更。2001年に購入した経営者が元の名前に改めた。
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