■ペット&スパホテル那須ワン(栃木県那須郡)では、今年の干支である戌年にちなみ、1月9日～3月20日まで、戌年生まれの人を対象にした「戌年プラン」を実施している。
プランの内容は、宿泊者の中に戌年生まれの人がいれば、連れてきた愛犬すべての宿泊代が無料となり、ワンちゃんのデザートもプレゼントされるというもの。大切なワンちゃんと一緒に思い出に残る新春を過ごせる、戌年ならではのプラン。
同ホテルは、大浴場を除くホテル内はワンちゃん同伴OK。ワンちゃん用バスタブ付き家族風呂も用意されており、温泉は、単純硫黄温泉を存分に楽しめるよう、湯温管理装置を導入している。
■米・サンフランシスコの「ホテル ニッコー サンフランシスコ」では、犬のコンシェルジュが働いている。
住み込みで働く「Chief Canine Officer(ワンワン責任者)」の「バスター君(正式名 Buster Presutti Posey)」で、日々、旅行客に癒しと笑顔を運んでいる。
客室にはバスターのぬいぐるみが置かれ、気に入れば29ドルでぬいぐるみを持ち帰ることができる。29ドルの内、2ドルは、地元のシェルターに寄付される。本物のバスターは多忙なCCOのため、会うのは要予約だそうだが、運が良ければ、一緒に遊んだり、チェックインカウンターでウェルカムキスをもらえることもあるという。
同ホテルは、もともとペットフレンドリーなホテルで、犬連れの滞在は1泊につき50ドル増しだが、チェックインすると犬用ベッドやボウルを貸してくれる。また、屋上にはパティオとドッグランもあって朝6時から夜10時まで使うことができるという。
■楽天トラベルは、全国の宿泊施設からエントリーされた自慢の「看板犬ランキング」を発表した。
2017年10月16日から10月22日に行ったアンケートで、「会いたい!」と思った看板犬の投票数が多かった順にランク付けした(投票総数 15,820票)。
1位に輝いたのは、箱根強羅 GUAM DOG!(神奈川県足柄下郡)のラブラドール「ハファダイ」。2位は、ホテルエピナール那須(栃木県那須郡)の「こなす」。3位には、オーシャンブリーズ(沖縄県国頭郡)の「ぷりん」が選ばれた。
訪問客を人懐っこくお出迎えする「看板犬」は、その愛くるしい「おもてなし」から、全国の犬好きの間で「看板犬」目当てに泊まりに行く"看板犬ファン"も出るほどの人気だという。
■リゾートホテルを手がけるセラヴィリゾート泉郷は、犬と一緒に泊まれるホテルを増やす。
2022年までに拠点数を現在の7カ所から15カ所に増やす。新ブランド「ワンズリゾート」の第1弾を4月に山梨県山中湖村に開く。愛犬への出費を増やす国内の富裕層などの需要を狙う。
新ブランドは既存の「わんわんパラダイス」よりも上位ブランドと位置づけ、現在3万～4万円前後の客室単価を5万円近くに引き上げる考え。今後は新ブランドで首都圏や関西を中心に出店するほか、既存施設のブランド変更も視野に入れる。
4月開業の「ワンズリゾート山中湖」は全24室で飼い犬と一緒に泊まれる。客室の広さは28.4～50平方m。レストランや大浴場、犬の大きさに合わせたドッグランを設ける。1泊単位で販売するほか、リゾート会員権を購入すれば優待価格で利用できるという。
■ダイワロイヤルホテルグランデ京都(京都市南区)が6月に開業する。
京都駅八条東口より徒歩5分に位置し、斬新で「和」を強調したデザインと、他にないサービスを提供、これまでのリゾートホテル経営での経験・ノウハウを活かして開発した、グローバルな時代の要請に適合した新しいスタイルの都市型ホテルになるという。
徹底的に「和」にこだわった館内では、落ち着いた雰囲気のエントランスから格子戸の扉を抜けると、心和む空間の向こうに、横幅8mの大パノラマのスクリーンが登場。スクリーンの画面からは京都や日本の伝統を感じる美しい映像が流れ、インタラクティブに画面との触れ合いも可能で、四季折々にテーマを変え、来館者を楽しませるとしている。客室は、エグゼクティブフロア29室(うちスイート6室)を含む全272室。
■ホテルフォルツァ金沢(石川県金沢市)が2019年夏にオープンする。
加賀屋グループのK・R・Eがホテルを建設し、竣工後に賃借し運営する。ホテルは地上9階建て、客室数は約200室となる。グループや家族旅行に対応できる広い客室、設備を備え、訪日外国人需要にも対応する。全室が禁煙で、客室にはiPadを設置する。地元名物料理を取り入れた朝食も提供する。アクセスはJR金沢駅東口より徒歩10分、北鉄バス武蔵ヶ辻バス停より徒歩1分。
2019年夏には大阪・北浜、2020年春には札幌駅前にも展開する計画で、今後も全国の主要都市への新規出店を進めていくという。
■ホテルリジョイスステイ京都烏丸御池(京都市中京区)が開業した。
タカラレーベンによるコンバージョンプロジェクトの第1弾となる。
京都御所や二条城まで徒歩圏の場所に位置。客室は全72室。冷暖房・セルフサービスのランドリーなどを完備、多言語サービス・FREE Wi-Fi・荷物保管サービスなどを提供する。同社は今後、安定的に需要が見込まれる京都でのホテル事業に注力し、他の都市でもニーズを的確に把握し、全国各地でホテル事業に注力していくという。
■グリッズ秋葉原(都内千代田区)では、人気TVアニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」をモチーフにした客室に宿泊できるコラボを開催している。
エミリア・レム・ラムたち「リゼロ」のキャラクターと一緒に宿泊しているような限定ルーム。「コラボルーム宿泊プラン」は1日1室限定で、同アニメのキャラクターたちに囲まれる、 世界に一つだけのコラボルームに宿泊できるプラン。宿泊者限定のオリジナルグッズが付く。気軽に宿泊できる新感覚PODルーム宿泊にオリジナルグッズがついてくる「オリジナルグッズ付き宿泊プラン」もある。グッズは、描き起こしイラストによる宿泊プラン限定のオリジナルグッズ。
■米・ウォルト・ディズニー系の一部ホテルでは、客室の「Do Not Disturb(起こさないでください)」のサインを廃止し、「Room Occupied(使用中)」のサインに入れ替えた。
客室には清掃係やメンテナンス係が1日に1回は入室する。入室する際はまずドアをノックして来訪を告げる。新しいサインには、「ディズニー・リゾートは、たとえこのサインが出ていても、メンテナンスや安全確認などの目的でスタッフを入室させる権限を保持しています」と明記したという。残るホテルでもこのポリシーを導入するかどうか検討中としている。
米国では昨年、ラスベガスのホテルに滞在していた男が32階の部屋から地上のコンサート会場に向けて銃を乱射し、58人を殺害する事件が起きた。男は数日かけてライフル銃など23丁を入れたスーツケース10個をホテルの部屋に持ち込み、ドアには「Do Not Disturb」のサインを出していたとされる。ただ、同室を訪れた客室係は不審に気付いていなかった。
大手ホテルチェーンでは、ヒルトン・ホテルズ・アンド・リゾーツもこの事件後にポリシーを変更。24時間連続で「Do Not Disturb」のサインが出ている客室については、保安担当者や責任者に知らせるよう、スタッフに促している。ラスベガスにあるオーリンズホテルなども昨年10月にポリシーを改め、「Do Not Disturb」が2日連続で出ている場合は安全確認を行うとしている。
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